2018年 02月 14日
H30 2/7 第21回紫紺杯争奪全国学生雄辯大会 |
暦の上では春を迎え、だんだんと暖かくなってきている今日この頃ですが、みなさんはお元気でしょうか?
毎年この時期といえば・・・
そう!紫紺杯です!
2月7日にオリンピックセンターにおいて、第21回紫紺杯争奪全国学生雄辯大会が執り行われました!
そして我が部からは、下川真史(法4)と上野真弘(法4)が出場いたしました!
さて最初に紹介するのは第1弁士、下川真史の「『維新の栄』をになふ者」。
本弁論において弁士は、立憲主義と軍事的合理性という2つの観点から、憲法9条をどのようにして改正して行くべきかを論じました。
憲法改正の議論が進んでいる今、とても関心を引く話題であり、弁士も弁論中に現在自民党内で考えられている2つの改正案を提示しながら考察を行いました。
そして、自衛隊の合憲性などについての議論が多い現状の中で、軍事的合理性という視点に立つものは斬新なように感じられました。
次に紹介するのは最終弁士、上野真弘の「弁論の信徒への手紙」
本弁論において弁士は、現代における弁論の目的を示しながら、いかにして弁論の技術を次の代に伝えて行く方法について論じました。
弁論のメディアとしての地位が低くなる現代において、弁論の目的は教育的効果にこそあると弁士は主張しました。そしてその効果を高めるためには、知見の集積と論争の場所が必要だと説きました。そのために弁士はインターネットサイトを利用することを政策として挙げました。
そして、気になる結果は…
見事最終弁士の上野真弘が第3席に輝きました!
紫紺杯は大会規定にもあるように、上級生による質の高い弁論が行われる大会であります。今回の紫紺杯においても、どの弁士も質の高い弁論を行ってくださり、下級生である私にとってもとても有意義な大会でありました。
出場してくださった弁士の皆さん、そして会場まで足を運んでくださった皆さんに感謝するとともに、運営に携わった皆さん、お疲れ様でした!
by yuben2012
| 2018-02-14 22:51
| 弁論大会